21世紀ラジオ (Radio@21)

何かと気になって仕方のないこと (@R21ADIO)

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「たかが車じゃん!」と言えないトヨタ

トヨタの公聴会を見たり、関連報道をずっと読んでいる。その中で感じたことがいくつかある。最初に、トヨタ社長の内輪の激励会での涙を見て、米国で日本企業がビジネスを続けることのChallengeを今更ながらに感じた。こういった問題が生じたときに、企業を最…

「日本人が日章丸事件の意義を思い出す時は今」ヘラルド・トリビューン

広島に設立された国連訓練調査研究所(UNITAR)のシニアアドバイザーのNassrine Azimiさんが、ヘラルド・トリビューンに、今こそ、日本がイラン問題解決に国際的役割を果たすことができるタイミングだというコラムを掲載している。ヘラルド・トリビューンに…

ユーロという十字架

ギリシアのデフォルト危機を見ていて、過去の金本位制や、「男子の本懐」で城山三郎が描いた金解禁のことが、若干、同時代的リアリティをもって迫ってきた。発展段階で、先進国からの外部借入に依存している途上国に対して、貸し手側の先進国は、借り手に対…

地下鉄で読むヘラルド・トリビューン

情報収集という観点からのツイッターを使い続けてきた。しかし、圧倒的な便利さのように感じられたものが、少しずつ、結局、自分の鏡でしかなく、フォロワーをどんどん広げるというドライブも失せてきたり、TLをスクロールして、Moreのボタンを押して待つの…

週末のツイッター活動

この週末は、寒いし、体調も悪いので、自宅にこもって、録りためた、映画やミステリーを身て過ごした。相棒、交渉人などのテレビドラマ。米国ミステリーのDOA,中国青春映画の「五月の恋」。魔都上海を舞台にしたメロドラマ「上海の伯爵夫人」。とりたてた傑…

内田樹さんの安保論

内田樹さんの言葉は、ぼくにとってはできのいい法話のようなものである。お坊さんが葬儀、一周忌、あるいはその他もろもろの仏教的集まりで語る言葉である。ぼくの家系は、医者と坊主と教師の混成部隊のようなところがあり、その意味では、お坊さんの法話に…

Robert Naiman (HuffingtonPost) 日本の民主主義を守れ

ツイッターのTLを眺めていたら、HuffingtonPostのRobert Naimanさんの日本の民主主義を守れという投稿についてのRTがあった。早速読んでみた。日本の民意に反して、基地移転問題に対して民主党政権に圧力を加え続けるオバマ政権に対する率直な批判である。我…

NYT Fackler記者 密約の解明は、パンドラの箱を開ける

鳩山政権と政権交代後の日本の民主主義が直面するより錯綜した問題が普天間問題である。アメリカと日本の戦後65年に対する歴史観の違いが、あいまいな形で放置されてきた、あるいは意識的に隠蔽されてきたのが自民党の長期政権の下での戦後秩序だった。若泉…

アメリカ人がトヨタのリコールを許せない理由(?)

ヘラルド・トリビューンを開いたら、さすがに世界のトヨタ。リコールの記事がやたら多い。そんな中で、アメ車なら許せるが、トヨタはまずいというコメントがあった。NYTのMatthew Debordさんのオピニオン。http://www.nytimes.com/2010/02/06/opinion/06debo…

昨日のツイッター活動

昨日のツイッター活動。 https://twitter.com/CafeMetropolisサンデープロジェクトじゃなく、間違ってサンデージャポンを録画したせいもあって、検察問題に対する直接なTweetはしなかった。正直、もっと重要な論点があるはずだと重く。若泉さんの「他策」の…

今日のツイッター活動

終日、外出しなかったので、RTも含めて、相当Tweetしたなあ。思いついたことを、140字でまとめておくという知的作業をもっと生産的に活用できないだろうか。いろんなことを考えさせてくれるのがツイッターの面白さだ。 ●世界各国で、米国発のテクノロジー…

ツイッターは麻薬だ

ニューヨーカーのサイトを眺めていたら、Stop the WorldというGeorge Packerのコラムが掲載されていた。 http://www.newyorker.com/online/blogs/georgepacker/2010/01/stop-the-world.html ブッシュ政権の頃に、廃刊されていた、Bafflerという雑誌が再出版…

読者から見た日本メディアの海外報道

第二次世界大戦後、日本に世界戦略はなく、常に対米従属であったという裸の現実を直視することからしか、日本という国の独自性は始まらないと、ぼくは孫崎享さんの提言を受け取った。ところが、米国の戦略に追随するということだけでも、そんなに簡単ではな…