ツイッターはデータが流れる大河
ツイッターのTLを眺めていたら、Steven Johnsonが、David Carrのツイッターは永遠なりというコラムのことをつぶやいている。自分のPlumbing is eternalという発言を突然quoteされて、びっくりしたというような内容だった。SJのコラムは去年の6月にタイムのカバーストーリーになって、ぼくもブログで書いた記憶がある。
http://d.hatena.ne.jp/trailblazing/20090610/1244620152
http://d.hatena.ne.jp/trailblazing/20090611/1244676666
しかし、昨今は、日本の首相も寄せばいいのに、ツイッターを初めて、隠居老人のように気楽につぶやくものだから、ちょっと、はらはらしてしまう。
総務大臣は、官僚とのバトルの実況中継をやるものだから、そこまでやるのという気にも少しなったりする。
いずれにせよ、急激に強力なメディアになっている。
David Carrのコラムだが、こんな件がなかなか良かった。
「どこにいても、昔ほど、ぼくは、自分でウェブサーフしなくなっている。最初、ツイッターには圧倒された。でも、そのうち、ツイッターを常にデータが流れ続ける河のようなものだと思うようにした。そしてぼくは、時々、その河にコップを入れて、水をすくうのだ。ぼくが知りたいことのほとんどは、そのコップの中に入っている。アップルのタブレット、キンドルの売上、医療改革についての上院での最終決議など、すべて、ぼくが知ったのはツイッターでだった。」
今日は、グーグルのアンドロイド形態Nexus Oneが話題になっているが、いずれにせよ、ツイッター的なものが、そのインフラにも大きく影響を与えていく可能性が増大してきているようだ。