ブラックベリー中毒
外国人や、海外で生活している友人の中にブラックベリー中毒がものすごく多くなった。ドコモのiモードという類似した機能の先行機種の存在と、僕が海外を拠点とした活動をしなくなったこともあってか、その意味に対してあまり敏感になれなかった。
ツイッターを使い始めて、ブラックベリー的なものの、常習性のような感じがわかってきた。
僕は、PDAやスマートフォンで、スタイリッシュというよりは、どこでも、フルモードで作業できる、ノートPCを持ち歩くタイプだ。Eモバでつなげて、スタバやタクシーの中で、PCを開くことが多い。
以前は、メールの確認程度だったが、今では、まず、ツイッターのフィードのアップデートを見るようになった。自分のブログに対する反応よりも、メールよりも、より広く、ネットの世界に出現したリアルタイムの情報の所在を、それなりに総覧できることが魅力だ。
ツイッターという限りにおいては、自分の携帯の小さな画面(実際、僕は携帯は、電話として使っていない。それもどちらかと言えば、受信用というよりは発信用ツール。簡単に言うと、電話には出ない。)では不便なのだ。
これまでPCより小さく、常にアップデート情報を獲得するツールを必要としていなかった。
実際、僕の人生の大半はまだ、non-Internet時代に形成されたので、本というフォーマットで情報を消費するスタイルがかかせないのでPCによる接続か非接続という状態を選択してきた。
ただツイッターがどんどんインターネット世界で生まれている興味深いコンテンツをプッシュしてくれるので、なんとなく、PCを開いてEモバを繋いでという面倒くささを捨象したい気持ちになったのである。
ブラックベリーの人々は、おそらく、メールだけを確認しているのではなく、どんどん自分のツイッターのフィードをチェックしてるんだろう。そのためには、意外に良いフォーマットかもしれない。