2009-01-01から1年間の記事一覧
米国メディアの中では、イラン国内で何が本当に起こっているかということよりは、米国発のリアルタイムの通信ツールのツイッターを代表とされる、新しい通信手段がどのように利用可能かという方への関心が強いように思われてならない。 ぼくが、テクノロジー…
イランは、アヤトラ・ハメネイの、選挙は正当であったという発言によって、一時期、沈静したかに見える。よその国の民主化をめぐる議論というものを判断するのは簡単じゃない。国ごとに、その正統性というものは異なるからだ。アメリカ発のツイッターやフェ…
第1回 デジタルコクーンは、灼熱のデータセンターの上で踊る TwitterやFacebookのようなWeb servicesが、エンドユーザーの想像力に火をつけた。Twitterは今ユーザー数3200万人で、年末には5000万人に達するのではないかと言われている。特にビジネスモデル(…
Ashton Kutcherという俳優は、オプラのようにfollowerが100万人を超えているTwittererだ。そんなに日本では知られていないようだが、ツイッターがイラン国内というよりは、海外に反響を引き起こす力があるのと同様に、ツイッターでベスト10に入っているとい…
ツイッター、ツイッターと眺めていたら、ビジネスウィークに、これまでとはちょっと毛色の違う記事が載っていた。Joel Schectmanというビジネスウィークの記者が、ツイッター革命の幻想と現実というような分析だ。http://www.businessweek.com/print/technol…
有名人をもっと超有名にしたり、そんなに有名じゃない人をそこそこ有名にしたり、イラン政府をあわてさせたリと、さまざまな顔をみせているツイッターというウェブサービスのことをちょっともういちど整理してみようかと思う。 タイムマガジンが、ツイッター…
ニューヨークタイムスに、イランのツイッター革命という感じの記事が掲載された。 インターネットと法についての権威のレッシグの後継者である、ジットレインが引用されていて、ツイッターのなんとなく、からっぽで、無意味そうに見える特性が、今回の圧政と…
ツイッターの持ち始めた力のことを考えていたら、当然、似たような新興勢力である、フェイスブックのことが当然視野に入ってくる。日本でもmixiというSNSがどんどん拡大しているようだ。日本版は、誰かにinvitationをもらわないと、参加できないらしいので、…
ツイッターでfollowしているサイエンスライターのSteven Johnsonが、ニューヨークタイムスに乗った記事についてのTweetを送ってきた。 http://www.nytimes.com/2009/06/14/weekinreview/14cohen.html?pagewanted=print The Tweet Smell of Success ツイート…
ツイッターも3日目ぐらいになった。検索にはまっている。データセンターとかクラウドホスティングとか、中国のインターネットとか、入力すると、それに関連するリアルなおしゃべりがずらっと現れる。このライブ感とどんどん広がるきっかけ感のようなものは、…
インターネット広告会社の若い経営者の友人と話していた。ちょっと元気がない感じだった。たしかに、昨年の暮れくらいから、広告収入の下落がマスコミを賑わせている。そういう全体環境からすれば、元気がないのもあたりまえだ。足元の事業や資金繰りに時間…
なんとなく、一日中、ツイッターのことを考えていた。自分のページには、ティム・オライリーだとか、日本のITエンジニアの、告知やひとりごとがランダムに入り始めた。すでに、いくつか、アダルト系のスパムのようなfollowerからのメールが入ったりする。な…
ウェブサービスは結局、使ってみなくちゃわからない、ということで、早速、アカウントを作ってみた。しかし、最近はこのアカウントを開くことの、ハードルが本当に低くなったと思う。followerのリストを流し見しながら、Steve Johnsonや、Twitterの創業者た…
淡路町のタリーズで、パソコンを広げて、ニューヨークタイムスのテクノロジー欄を見てたら、Twitterのスタッフは、Twitterのパワーユーザーほど、多くのFollowerを持っていないという記事が目についた。http://www.nytimes.com/external/readwriteweb/2009/0…
社会科学の領域で、アーキテクチャーという概念が注目されるようになって久しい。この概念を有名にしたのは、米国の憲法学者のローレンス・レッシグだ。彼の定義によれば、アーキテクチャーの特徴は、「規制されている側がその規制(者)の存在自体に気づか…
ワールドカップ予選で遅くまで、起きていたせいで、今日は、顔中に、強い日光を浴びるまで眠っていた。窓を開けると、近くの中学校のグランドから、野球の試合の応援が聞こえる。うるさいと言えばうるさいが、夏の匂いを感じられるといえないこともない。眠…
昨日の夜は、ワールドカップ予選のAwayなはらはらどきどきを存分に楽しませてもらった。必死のウズベキスタンは、強靭で執拗だった。中盤のボール回しなどというものが、省略された分、一進一退の打ち合い(正確には打たれつづけ)が90分間続いた。シリアの…