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21世紀ラジオ (Radio@21)

何かと気になって仕方のないこと (@R21ADIO)

アメリカはPodcastブーム?:起業家が起業の日常を実況中継。Gimlet Media

Umanoがピックアップしたなぜ今更ポッドキャストかという記事。

散歩しながら聴いていたら、過去の殺人事件の犯人が有罪に対して疑問を持ったジャーナリストによるSerialという超人気Podcastを契機としてPodcastというメディアへの関心が高まっているという

 


 

最近話題のPodcastが紹介されていた。

 

その中で、公共放送でThis American Lifeだとか、Planet Moneyという人気Podcastを制作していたAlex Blumbergが独立してPodcast製作会社を起業したプロセスをPodcastシリーズにしたStartupを早速聴いてみた。

 

抜群に面白い。

 

社名はGimlet Media.

 

 

 

番組はStartup.

妻との相談。資金調達でのエンジェル投資家との対話。パートナーとの株式持ち分交渉等、生々しい日常がドキュメンタリーとして構成されていて、シリーズ1を一気に聞いてしまった。今後は、他の会社の起業風景などをテーマに、シリーズ2が始まるらしい。

 

グーグルでAlex Blumgergを検索してみたら、New York Timesのこんな記事が見つかった。

 

http://boss.blogs.nytimes.com/2014/12/09/documenting-the-journey-from-public-radio-to-start-up-owner/?module=BlogPost-Title&version=Blog%20Main&contentCollection=Business%20Day&action=Click&pgtype=Blogs&region=Body&_r=0

 

15年間、Alex Blumbergは公共ラジオのThis American Life、NPRのPlanet Moneyというポッドキャストの制作に携わった。

 

Planet Moneyでは、自分が着ている綿のTシャツがどこで作られているかというドキュメンタリーを作成した。その制作費用の資金調達にKickstarterを使った。寄付の対価として、リスがマチーニを持っているイラストがついた番組Tシャツを提供して、大人気を呼んだ。

 

キャンペーンは大成功で、2万5000人のTシャツが売れ、59万ドルの調達に成功した。この経験に後押しされたBlumbergは、安定した雇用を捨てて、自分のProducerとしての才能を活かして独立することに決めた。

 

 

Podcastコンテンツの素晴らしいアイディアを持っている人間たちとの人脈と、自分の編集の才能を活かせば、人気コンテンツを作成し、営利企業としてもやっていけるはずだという思いからの起業だった。

 

多くの才能ある製作者たちも、Kickstarterなどの調達プラットフォームを活用しているが、もし、Podcast用の総合的プラットフォームができれば、より多くの良い番組の制作、配信を助けることが可能だという夢だった。

 

このあと、Podcastでも描かれるように、シリコンバレーの大物エンジェル投資家Chris Saccaを訪問し、初回のプレゼンに大失敗して落胆したり、単独で起業することの困難を実感したり、同じPublic Radioの経験を持って、MBAを取得しているパートナーMatthew Lieberと創業株式の比率をめぐって感情の行き違いを経験したりと、波瀾万丈である。それをジャーナリストとして彼が、淡々と報じている。

 

二転三転しながらも、結局、彼のGimlet Mediaは150万ドルの調達に成功する。その中には、リスナーなどの個人投資家からのクラウドファンディングも含まれている。

 

収入は、Podcastに差し入れられる広告中心である。今後は、プレミアム会員サービスなどその他の収入を探っていくという。

 

雑誌の読み上げメディアや、Podcastコンテンツの急増など、アメリカのメディアも急激に変化している。本当に価値のあるものが今後、どれだけ生まれ、生き残っていくのか目が離せない。