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21世紀ラジオ (Radio@21)

何かと気になって仕方のないこと (@R21ADIO)

あの頃の未来

技術のEarly Adopterであることをやめて久しい。当初技術の使い勝手の悪さや、マニュアルの不備などが生み出すストレスが耐えるに値するほどの、感動を得られなくなったからだ。ある意味、新技術利用に対する限界効用が逓減したともいえる。

Eメールが登場し、それにエクセルやパワポ資料が添付でき、国内外の協業がシームレスに可能になったときの感動は大きい。

2000年当初imodeで標準的に想定はされていなかったウェブのブラウジング、たとえば、携帯で当時利用可能だったウェブ上のコンテンツを読むことができることの感激は今でも覚えている。

僕らが子供の頃、猫のフェリックスという漫画があった。このスーパーキャットがいつもカバンを持ち歩いていて、そこから自動車でも食べ物でも何でも取り出すのに熱狂したものだ。考えて見れば、ぼくたちの時代のドラエモンだったのだろう。

2000年といえば、インターネット関連の起業にどっぷりとかかわりはじめていた頃だから、ぼくもかなり「いいオトナ」の年齢になっていたが、i-modeが開いた携帯ウェブの世界はそれほど新鮮だったのだ。

想定外の利用目的だから、きわめて使い勝手は悪かった。

近未来には、このUser Experienceはフェリックス的万能カバンのようなものになるのだろうなとぼんやり考えていた。

あの頃の未来は、この部分に関しては既に達成されている。

書いたてのドコモアンドロイドMedias端末で、ニューヨークタイムスの記事を読んだ。

スマホの場所は、まさにここ地下鉄なのだ。

地下鉄が停車するごとに、ツイッターがUpgradeされ、メールが送信可能になるのがスマホのリズムなのだろう。

今、カフェでこのブログを書いているが、カフェはその意味ではスマホというよりは、ノートPCの世界なのだろう。

ぼくにとって、Reading Machineとしては、当面スマホで十分だ。入力装置としてのノートPCをタブレットが代替するのは、こと自分に関しては、まだまだ先のような気がする。今のぼくには、タブレットな時間や場所がまだイメージできていない。