アメリカ人はTwitterになぜはまるのか
淡路町のタリーズで、パソコンを広げて、ニューヨークタイムスのテクノロジー欄を見てたら、Twitterのスタッフは、Twitterのパワーユーザーほど、多くのFollowerを持っていないという記事が目についた。
どうも新しいサービスというのは、自分で使ってみないとピンとこない。トラックバックだとか、RSSだとかどうもぴんとこなくて、いまだ、原始的ブロガーのままのぼくではあるが、なんとなく、ブログ的世界については、体感がある。またミクシーは誰も招待してくれないので、抽象の霧の中だ。外人の友達が、LinkedInに誘ってくれたが、自分のキャリアを、SNSにさらして、職探しというには、若くも、Internationalでもないので、怖気づいてしまった。
その意味でいうと、Twitterというのはいまだ使っていないのでピンとこない。ブログよりはるかに少ない字数に限った、同期性の高いウェブサービスと定義したところで、それが従来のチャットと本質的に何が違うのかがわからない。
日本のWeb Publisherの友人に何で、人気なのと聞くと、最近は、ジャーナリストやジャーナリストもどきが、新製品発表会や、企業業績の発表会の場から、「クールだぜ」とか「業績かなりやばい」とかリアルタイムで入れてくれるので、その筋ではホットなのだそうだ。
これがアメリカとなると、更にブームらしく、さきほどの記事でも、ここ数年で、インターネットの世界で起きた最大のPhenomenonであり、TwitterのAPIに基づいて、さまざまな付随サービスを開発するサードパーティのデベロッパーコミュニティが急拡大しているらしい。
そんな日々進化する技術を使って、ジャーナリスト、学生、マーケッターなどや、趣味を同じくする人たち(たとえば編み物好き)などにとって、素晴らしいツールになっているらしい。
多分チャットとどこが違うのというズレとは違う、そのリアルタイムさの持つ質的変容があるんだろう。
NYTの記事の方は良く読めていないのだが、Twitter社のスタッフは、外部のパワーユーザーほど、この会社のサービスを使っていないのはなぜかという疑問を、筆者が調査しているというストーリーだ。
そして、その違いの中に、会社とパワーユーザーの間のかなり本質的が乖離が顕在化しているという内容だった。そのビジネスモデルについての考え方の違いというあたりがしっかりを理解できない。
こんなときは、もう少しさかのぼって考えてみようということでHowstuffworksというサイトの、Twitterの仕組みというコラムを読み始めた。
http://computer.howstuffworks.com/twitter.htm
タリーズのコーヒーを飲みながら、もう少し、解明してみよう。