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21世紀ラジオ (Radio@21)

何かと気になって仕方のないこと (@R21ADIO)

オランダ人は何に不満なのか Dutch discontent: wealthy but angry(FT)

2017年3月7日(火)11℃ 曇り時々晴 113.922 ¥/$ テレビのコメンテーターが、金融市場における当面のリスク要因として米国FOMCの動向、つまりは、アメリカの利上げはどの程度まで行くのか、そして今後の欧州各国の政局に影響を与えそうな、15日に予定されて…

政治運動VS政党(オランダ総選挙)

2017年3月6日(月)12℃ くもり時々雨 113.895 ¥/$ トニー・ブレア元英国首相が、革新的(Progressive)な中道政治のススメ(Against Populism, the center must hold)というオピニオンをニューヨークタイムス紙に掲載した。 今後の仏、独など欧州における…

トニー・ブレア 革新的中道政治のススメ   (Against Populism, the Center Must Hold)

2017年3月5日(日)15℃ 晴れのちくもり 113.972 ¥/$ 現代的ポピュリズムはデモクラシーというものの極限的な形態であるという意味で厄介な存在である。その厄介な怪物の最初の犠牲者となった元労働党首でイギリス首相(1997年から2007年)のトニー・ブレア…

フランス「革命」のリスク France's next revolution (トランプのアメリカ)

2017年3月4日(土) 15℃ 晴れ時々曇り 113.972 ¥/$ 議会演説のトランプが「大統領らしく」振る舞ったということを強引に好材料としたのか、はたまた実態経済が強いのかは定かではないが、市場の強引な意欲に引きずられて、ドル高、株価高の方向への動きは…

FDRは経済音痴(トランプのアメリカ)

2017年3月2日(木)10℃ くもりのち雨 113.633 ¥/$ トランプ大統領の議会における初の施政方針演説は、これまでと違って穏やかで、まるで大統領のような語り口だった。その普通さと大人しさが一種の驚きを与えた。市場は、株式市場はFRBの利上げが近いこと…

チャーチルの覚悟、チャーチルの陰謀 (トランプのアメリカ)

2017年3月1日(水)13℃ くもり 113.479 ¥/$ トランプの議会での施政方針演説があった。アメリカの大統領が議会を訪問するのは、年2回ぐらい。初回とあって、マスコミの取り上げ方も大きい。保守派からはまともなスピーチだというSNSでのコメントなども上が…

フィリップ・ロス 『プロット・アゲンスト・アメリカ』(柴田元幸訳)(トランプのアメリカ)

2月28日(火)11℃ 晴れ後くもり 112.317 ¥/$ 世界は、残念ながら、一言で言うには複雑すぎる。 にもかかわらず、私たちは、複雑な説明が大嫌いだ。 複雑な説明を理解しない、私たちを、単細胞生物を見るような目で、冷笑する視線はもっと嫌いだ。 結局、私た…

ニューヨークタイムスは反トランプで株価上昇?(トランプのアメリカ)

2017年2月27日(月)10℃ 曇時々晴 112.184 ¥/$ 獰猛なポピュリスト集団、トランプ政権と、米国メディアとの戦いは激化している。 しかしながら、その表面上の確執の激しさによって、政権とメディアというものの本質を見失ってはいけない。 政権とメディアは…

米国メディア復活の日?(トランプのアメリカ)

2017年2月26日(日)13℃ 晴れのち曇 112.112 ¥/$新聞を読んでいて、不思議な既視感に囚われていた。 僕はテレビの画面に映し出された老政治家が一人語りするのを眺めていた。自らが、望んだ状況でありながら、居心地が悪そうな老政治家の佇まいと、がらん…

ビッグデータ政治は試行錯誤的(トランプのアメリカ)

統計の専門家ではないので、あまり正確な言い方はできない。ただビッグデータという時代になって、予想というものが決定的に変化したらしい。限られたデータのもとで、データ分析をするには、あらかじめの前提(予断)に基づいてモデルを立て、それによって…

ビッグ・ドナルド?の日々(トランプのアメリカ)

2017年2月24日(金)12℃ 晴れ時々曇 112.683 ¥/$ 1時間ぐらいかけて、ざっと、メディアを眺めていた。今日も相変わらずトランプ関連記事が多い。オーウェルの1984年が随分読まれているようだけれど、たしかに、メディアから毎日吐き出されるトランプのイメ…

トランプの解き放った闇 (トランプのアメリカ)

2017年2月23日(木)20度 曇 113.236 ¥/$ 100年後からタイムスリップした歴史家ならば、今のアメリカの政治状況についての、今の時点の世間のコンセンサスをどうやって特定化しようとするのだろうか。 彼は専門家だから100年間の余計な二次資料、三次資料で…

「トランプ流外交政策のロジック」Michael Auslin (WSJ)

2017年2月22日(水) 113.659 ¥/$ 日本のメディアは、北朝鮮関連の暗殺の事件が、連日トップニュースである。北朝鮮という漠然とした不安感と、ほどよいワイドショー的な側面が、営利企業としてのマスコミが殺到する理由なのだろう。しかしこれは、あくま…

修正25条第4節 (トランプのアメリカ)

2017年2月21日(火)11℃ 晴 113.179 ¥/$ トランプ就任後、1か月。あっという間ながら、かなり盛沢山な日々だった。定石を無視するというのがトランプの定石なのだということが理解されつつある。 相互に自己矛盾する言葉を後先考えずに前進しつづけている…

禁止令は国家安全を損なう(トランプのアメリカ)

2017年2月20日(月) 18℃ 曇り後雨 112.816¥/$ トランプ大統領は、少し作戦を練り直して、入国禁止令の出し直しをするらしい。しかし、すでに、彼が口にする言葉や、行動こそがまさに、アメリカを安全な国にするというそもそもの目的を台無しにするという…

アメリカ人のイスラーム好感度(WSJ)  (トランプのアメリカ)

2017年2月18日(土)11℃ 曇り時々晴 112.915 ¥/$ 不確実な通貨市場の中で、一つだけ確実なことがある。通貨の方向性に何一つ確実なことはないということだけだ。メディアの為替専門家の意見というものを少しまじめに記録していくと、そのことがよくわかる…

オランダのポピュリズム            「普通にふるまえ、さもなくば出て行け」    act normal or leave (トランプのアメリカ)

2017年2月16日(木)15℃ 晴 114.020¥/$ オランダという小国は、これから欧州で起こることを予想する上で特権的な重要性を持っている。その寛容性を世界に誇示してやまないオランダの政治状況が急激に変化してきている。今後の世界のポピュリズムの潮流を読…

内藤正典「ヨーロッパとイスラーム」      (トランプのアメリカ)

2017年2月15日(水)13℃ 晴れ 114.311¥/$ 英会話の世界にストックフレーズという言葉がある。 外国語学習では、状況に応じて、どういう言葉遣いをすればいいのかということが教えられる。状況毎に使うことのできる言葉遣い、それがストックフレーズである…

水島治郎「ポピュリズムとは何か」(トランプのアメリカ)

2017年2月14日(火)9℃ くもり時々晴れ 113.725 ¥/$ 日米首脳会談で日米同盟の安定化が確認できれば、為替はドル高に進むというのが市場のもっぱらの読みだった。開けてみれば、思ったほどのドル高にはなっていない。日米安保の確認ができたことは好感して…

大統領の知的資本(トランプのアメリカ)大嶽秀夫 「ニクソンとキッシンジャー」

2017年2月13日(月)11℃ 晴れのちくもり 113.251¥/$ 安倍訪米も、不安視された大きなサプライズもなく終了した。アジアに関するトランプの出方を世界が注視していた。 日米会談以前に、中国との電話会談を行うなど、きちっとそのあたりの均衡は踏まえてい…

トランプ、ロールモデルとしてのニクソン   (トランプのアメリカ)

2017年2月11日(土)10℃ 晴れ時々曇り 113.25¥/$ トランプの減税期待とやらで、昨夜のアメリカ株式市場は堅調だった。問題の為替も113.25円/$と様子見が続いている。 日米首脳会談も、とりあえずは、安倍首相側の想定の範囲内で終わったようだ。金がかか…

歴史を変えるスイング(トランプのアメリカ)

2017年2月10日(金)9℃ くもり時々晴 113.667¥/$ ゴルフというものは案外、国際政治でも重要な役割を果たすようだ。その意味で、ゴルフ嫌いの私は、国際政治で活躍することはできない(笑) 孫崎享氏の「戦後史の正体」の中の1957年の岸訪米の件がとても面…

安倍晋三、自主独立の系譜(トランプのアメリカ)

2017年2月9日(木)4℃ 雪のち曇り 112.281¥/$ 日本政治における米国という存在の影を前提として、戦後の日本の首相には自主派と対米追随派の二つの流れがあると元外務省の孫崎享が「戦後史の正体 1945-2012」を書いて話題を呼んでから、もう5年になる。 Am…

司法を揺るがすトランプという脅威(Real Fear of Trump NYT) (トランプのアメリカ)

2017年2月8日(水)11℃晴れのち曇り 112.164 ¥/$ あと二日で、安倍首相はトランプとの首脳会談に臨む。政府関係者から朝貢外交だとかいう、自嘲めいた発言が大手新聞を通じてリークされてくる。当然、こんな言葉を真に受けるわけにもいかない。トランプが…

いつか来た道?片山杜秀日経ビジネスインタビュー(トランプのアメリカ)

2017年2月7日(火)11℃ 晴 111.793 ¥/$ 最近のマスコミは、2月10日の日米会談、何を語るべきか、語らざるべきかと、それを前にした沖縄の辺野古移転の実力行使と反対運動のニュースに殺到している。 あとは小池東京都知事の新しいポピュリズム、東京を覆う…

トランプのアメリカ:金成隆一 「ルポ トランプ王国」 (岩波新書)

2017年2月6日(月) 14℃ 晴れ 112.438 ¥/$ 大統領選の取材を始めた日本人のジャーナリストが、自分が住んでいるニューヨークやワシントンなどの大都市で一切トランプ支持者を見つけられないう事実と、彼が地方のダイナーなどでインタビューする普通の人々…

トランプのアメリカ;マティス国防長官来日

マティス国防長官の韓国と日本に対する訪問についての記事が一斉に紙面をにぎわせている。米国の紙面は、裁判所による入国禁止についての大統領令の差止命令などにも大きく紙面は割かれてはいるが、ほどほどの報道度合いのように見える。内外の報道にもさほ…

トランプのアメリカ;極限的一次資料としてのツイッター

2017年2月5日(日)12℃ 曇り時々雨 112.603 ¥/$ 自分が100年後の世界からタイムスリップしてきた歴史家だと想像してみた。 その時点で書かれている、多くのトランプ、トランプ現象とその後のアメリカ、世界の動向についての歴史書を日々読み込むのを日常と…

読みたい記事は数あれど(トランプのアメリカ)

2017年2月4日(土)13℃ 晴 112.603¥/$ 日本の新聞2紙、アメリカの新聞3紙、イギリスの新聞1紙、雑誌1冊、アメリカの金融情報サービス1社を毎朝眺めるのが日課である。これはデジタル化の恩恵であると、同時に呪いだ。 当然ながら、流し読むだけでも一仕事…

ホワイトハウスの破壊分子(エコノミスト)

2017年2月3日(金)12度 晴 113.067 ¥/$ 驚くのは、まだトランプ大統領が就任してから2週間しか経っていないということだ。 その2週間目の英エコノミストのカバーストーリーが「ホワイトハウスの破壊分子」An insurgent in the White Houseというのだから…

安倍晋三という政治家(トランプのアメリカ)

2017年2月2日(木)9℃ 晴 113.341¥/$ パックスアメリカーナと呼ばれた時代が終わりを告げつつある。政治を担う者たちも、それに統治される国民も等しく歴史観、世界観を持たなければならない時代が到来したと言い換えることができるだろう。 アメリカの大…

バノンの十字軍的理想(ガーディアン)

2017年2月1日(水)晴れ時々曇、11℃ 112.817¥/$ No-dramaのオバマからAll-traumaへのトランプへの移行は素早かったとガーディアンが書いている。うまいことをいうものだ。 www.theguardian.com アメリカの風景はとにかく激変(Upheaval)した。経験のない…

トランプのアメリカ;トランプを支持する人々

2017年1月31日(火)10℃ 晴れのち曇り 113.801¥/$ トランプ騒動は続いている。シリアからの難民受け入れ停止、テロの懸念がある7か国(イラク、イラン、リビア、ソマリア、イエメン、スーダン、シリア)の一般市民の入国を90日間停止という大統領令が大きな…

トランプのアメリカ:Gay Talese、High Notes(1966-2011)

2017年1月30日(月)18℃ 曇りのち晴 114,725¥/$ 今日は、トランプの特定の国籍の者を対象にした入国管理の厳格化をめぐる世界中の空港での大混乱のニュースが飛び交っている。 グリーンカードを持つ米国居住者の中でも航空会社から搭乗を拒否された旅行客…

トランプのアメリカ;バノン対マスメディア

2017年1月29日(日)14℃ くもり時々晴れ トランプのアメリカ 5 115.111¥/$ トランプ大統領の第一週目が終わった。疾風怒濤の印象だ。わかりやすい公約は即座に果たそうとする驚くほどの激しさはまさしく前例のない世界だ。 トランプの激しさもかなりのも…

トランプファンはクルーグマンなんか読まないが

2017年1月28日(土)13℃ 晴 115.047 ¥/$ トランプのアメリカ 4 大統領選挙前の、既存メディア(ニューヨークタイムス等)に対しては、僕も不信感があった。とにかくヒラリーを大統領にしてしまおうとする、一種の広い意味での現状維持を望むエスタブリッ…

トランプのアメリカ:メキシコという脅威

2017年1月27日(金)15℃ 晴れ 今日もトップニュースはトランプ。 114.92/$ トランプの大統領令によるメキシコ国境での壁づくりの話。米墨関係に緊張が走るというニュースが、1999年に1万ドルをつけた米国ダウ平均が今や2万ドル超え。さあトランプ相場の行方…

トランプのアメリカ;トランプ政策がドル高要因

2017年1月26日(木)晴 10℃ $/Y 113.334 今日も東京は快晴。山陰地方などで豪雪の被害が伝えられているが、太平洋岸はいつも通りの冬晴れが続いている。 アメリカではトランプ大統領が大統領令を連発している。メキシコに壁を作るというExecutive Orderが出…

トランプのアメリカ 定点観測のススメ

2017年1月25日(水)8℃ 晴れ 5年後、10年後に読み直すことを目的とした日記を書いてみようと唐突に思った。 今、自分がどんな気持ちで生きているかなんかじゃなくて、世の中が何を気にしていたかを記憶しておくような雑駁な記録だ。 将来を詳細に予測するよ…

沖縄のこと:原田マハ「太陽の棘」

一日中、小雨が降る、内省的にならざるを得ない日曜日だった。 原田マハの絵画小説が読みたいと思った。近くの図書館の書棚で、「太陽の棘」を見つけた。表紙の絵が印象的だった。 Amazon.co.jp: 太陽の棘(とげ): 原田 マハ: 本 日本の敗戦後3年の1948年。…

印象派の周辺:原田マハ「ジヴェルニーの食卓」(集英社文庫)

西洋絵画、特にフランスの印象派の画家たちへの日本人の愛情は深い。彼らが日本の芸術というものに示してくれた高い敬意のせいもある。 絵画芸術と言えば、僕が、最初に思い浮かぶのは印象派の画家たちだ。 画家たちの生涯を語る文章は多い。 しかし原田マハ…

Radio 21:イノベーションが足りないと嘆く前に(Motley Fool)

アメリカにモトリーフールという投資用情報サイトがある。金融特に、インターネットの投資に対する力、Crowdの強さを示した先駆者の一つである。 今でも、基本的に自分たちで考えて投資をするというスタンスを続けていることに深い尊敬の念を抱く。 そのモト…

宗教の時間:宮沢賢治 間身体性としての慈悲

見田宗介さんの「宮沢賢治」を読みかえしていたら、こんな一節があった。宮沢賢治の気質のようなものに対する友達の記憶である。 Amazon.co.jp: 宮沢賢治―存在の祭りの中へ (岩波現代文庫―文芸): 見田 宗介: 本 「小学校のころの賢治のともだちの回想によれ…

宗教の時間:色は空と異ならず、空は色と異ならず(一法庵)

歩きながら、一法庵の法話を聴くことが多い。それ自体が僕にとってのWalking Meditationになっている。 般若心経の章句を手がかりにした今回の「青空としてのわたし」の説明は、再び、実践としてのニッパーナへと漸近していく深みがあった。 聴きながら歩く…

政治の時間:沖縄戦とは何か

沖縄ということを、自分としてどう考えればいいのか。 ユンカーマンのドキュメンタリーが語り掛けているメッセージで自分の気持ちのど真ん中に伝わってきたことがある。

映画の時間:「沖縄 うりずんの雨」 沖縄という不都合な真実

神保町の岩波ホールの、決して座りやすいとは言えない座席で、決して短いとは言えない148分という時間、僕は、スクリーン上で語り続けられる戦中、戦後における沖縄の人々に降りかかった受難の歴史に声を失った。 日本人である自分が、明かされる戦後史の中…

政治の時間:Why I can't forgive Dylann Roof (Roxane Gay)

チャールストンの黒人教会で起こった白人中心主義者の若者によるテロ行為についての米国メディアの興奮はいまだ冷めない。 新聞、ニュース、ポッドキャストなどで、被害者家族が発したForgivenessについて多くの言葉が費やされている。チャールストンの奇跡…

Radio 21:ギリシア危機とチャールストンの奇跡

週末は、じっくりと新聞を読むというのが紙の新聞の頃からの習慣だ。 紙ではなく、タブレットやPCに変わったぐらいだ。 自宅であれ、近所の行きつけのカフェであれい、コーヒーは不可欠だ。 今週末は重苦しいニュースが目についた。 デフォルト危機に晒され…

音楽の時間:ストリーミングサービスの勝者は?

AWAをしばらく使っている。 SpotifyやApple Musicなどと比べると曲数には限界があるんだろうが、それほどマニアックな音楽ファンでもないので、自分でPlaylistを使いながら、結構楽しんでいる。 久しぶりに音楽自体への関心が戻ってきた。しかし再び、人生の…

Radio 21:梅雨に憂い、梅雨に憩う

東京も、本格的な梅雨時に入った。 真冬には、早く暖かさが戻るのを思い、梅雨時になると、纏いつくような湿気から解放されるなら、灼熱の夏の日差しがましだと思い、熱帯夜には、夜が心地よい晩夏を待ち望む。 手放しで気持ちのいい日々は、本当に、1年でも…