2009-07-18から1日間の記事一覧
1978年に、「風の歌を聴け」でデビューした村上春樹に、ぼくはすぐに夢中になった。当時大学生だったぼくは、その短く、Crispyな文体とその洒落た固有名詞と、その教訓的なフレーズにひきつけれた。とにかく夢中だった。そういった当初の熱狂は、薄れ、彼が…
1Q84を読んだからというのでもないのだが、村上春樹に関係した本や、村上春樹の昔の本を読みなおすようになった。村上春樹の文体というのは魔力のようなものがあって、読んでいるうちに、文体が憑依してきて、彼の文体に乗っかって、何かを表現したくなって…